オリオン歯科 飯田橋ファーストビルクリニックです。

 

親知らず、もしくは「智歯」は、奥歯の最後に生える特徴的な歯です。ほとんどの人が経験するこの歯の問題点や、それに関連するリスクをご紹介します。

 

1. 虫歯リスクが高まる理由

通常、親知らずは真っ直ぐに生えてこないのが特徴です。このため、特に第二大臼歯との間に汚れがたまりやすく、磨きにくさが虫歯の原因となります。

さらに、この汚れが原因で第二大臼歯も虫歯のリスクが増加します。

 

2. 智歯周囲炎の危険性

親知らずが虫歯になった場合、多くのケースで抜歯が選択されますが、第二大臼歯にはそのような選択はできません。重要なのは、虫歯の予防です。

親知らず周辺の汚れが溜まると、炎症の一つである「智歯周囲炎」が発症することがあります。この症状は、歯肉の腫れや痛みを引き起こし、進行すると口を開けるのも困難になることがあります。早急な治療が不可欠です。

 

3. 他の健康リスク

親知らずの不衛生な状態は、口臭の原因ともなります。さらに、生え方によっては他の歯への圧迫や、顎関節にも影響を及ぼすことがあり、顎関節症の原因となることも。

むしろこのようなリスクを避けるためにも、親知らずの適切なケアや、定期的な歯科検診が必要です。

 

皆様の健康な口元のために、参考にしていただけたら嬉しいです。ご覧いただき、ありがとうございます。

 

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