こんにちは、歯科医師田村です。
最近通勤の道中で、新規オープンしたタピオカミルクティー屋さんを発見したのですが、リバイバル的な感じで流行っていますね!
家から歩いて15分範囲内に5軒はありますので、6軒目です。
個人的には春水堂に行ってみたいのですが、飯田橋サクラテラスにあるものの行ったことがありません。
ちなみにインスタグラムは登録だけしたものの、とあるサングラスメーカーに乗っ取られてしまったため、一つも投稿しないままアカウント削除したので、インスタ映えとかは気になりません。
それはさておき、ヒトが食物を摂取するという行動は、いくつかのメカニズムにより成り立っています。
まず目で見て「食べ物だ」と脳で認識します。
その後、脳の指令により手を動かして食べ物を口に運びます。
口を適度な大きさに開いて、食べ物を口腔内に入れ、口を閉じます。
口に入った食べ物の硬さや大きさ、量に応じて顎や頬や舌の筋肉を複雑に動かし、食べ物を噛み砕き、唾液を含ませながら一塊へまとめていきます。これを「食塊」といいます。
食塊は舌の動きで喉の方へと送られていき、あとは自動的に「ごくん」と胃まで飲み込まれて送られていきます。
「食塊形成」→「咽頭への移送」までは自分の意志で中断することができますが、咽頭への移送が完了してしまうと、あとは自分で中断することができません。
ちゃんと食塊を形成して喉の受け入れ態勢を整えておかないと、上手に飲み込めずにむせたり誤嚥(食べ物が肺の方へ入ってしまう)したりしてしまいます。
さて、タピオカミルクティーは飲み物であり食べ物でありますね。
タピオカ部分はもっちもちしていて、ちゃんと口の中に貯めて噛み砕いて食塊にしないと、喉の方も受け入れ態勢が整っていないままに大きいままのタピオカがスポンと入ってきてむせてしまいます。インスタ映えを気にするヤングたちも、若いからといって無理なものは無理なのです!
タピオカミルクティー好きの皆さん、どうぞご用心を!!