こんにちは、歯科医師田村です。
今日はとっても暖かいですね!春よ来い来い!!
心なしか鼻がむずむずする気がしますが、今年も花粉症の診断をつけずに乗り切りたいと思います。
さて、本日は久しぶりの歯科的な話題をお届け致します。
「歯肉の検査 = 針を刺して血が出るかどうかの検査」ではありませんよ!!!
プローブという器具をそっと歯と歯肉の間の溝に挿入する検査です。
プローブは先端が丸く出来ていますので、針ではありませんよ。
炎症の強い部分では、先端の丸い器具でそっと触っただけでも出血して痛みを感じます。
炎症の弱い部分や炎症がない部分は、同じことをしても痛くもかゆくもありません。
例えて言うならば、やけどでただれている部分を針で触ろうが指で触ろうが、とにかく痛い、というところでしょうか?
人によっては痛くて辛い検査ですよね、痛くなくなる秘技(?)をお教えしましょう。
歯と歯肉の境あたりを柔らかめ〜普通の硬さの歯ブラシで細かく磨きましょう。そうすることで歯肉がマッサージされ、炎症が少し収まってきます。炎症が収まれば検査での痛みも無くなってきます。
ご自身で出来る検査の痛みに対する予防策、やってみてくださいね!