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2016.11.02

盛り土問題

こんにちは、歯科医師田村です
昨日ついに豊洲新市場問題がほんの少し動きましたね。
都民の皆さんは連日小池都知事の顔をTVで見てるでしょうから、いろいろと関心が高くなっているのではないでしょうか?

さて、今日は歯科的「盛り土問題」に触れてみたいと思います。(←問題というものではないですが・・・)

人はちゃんと歯磨きが出来ていないと虫歯になります。
そしてその虫歯の広がり方は一定ではありません。

まさにこの図のようにいろんな方向にいろんな深さで進んでいきます。
そして基本的には我々歯医者は、虫歯になった部分だけを削って取り除いて治療していきます。
大きく歯を削らなければいけない程の虫歯ですと、その多くが型取りをして銀またはセラミックの詰め物を作っていきます。
その際に、虫歯を削り終えた表面がすごく凸凹していたりすると、綺麗に型取りできなかったり、詰め物を作る事自体が困難になってしまうのです。
そのような時に我々歯医者は盛り土をするのです。
治療中に「虫歯削り終えたので、お薬のセメントを入れて土台をならしますね」と聞いたら、まさにそれのことですよ!