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2024.04.12

歯周病におけるフロスの正しい使い方

歯周病におけるフロスの正しい使い方

 

オリオン歯科 飯田橋ファーストビルクリニック​​です。
歯周病は世界中で多くの成人が抱える問題であり、その予防と管理には日々の口腔ケアが不可欠です。特にデンタルフロスの使用は、歯ブラシだけでは届かない歯と歯の間や歯周ポケットの清掃に効果的です。ここでは、フロスの正しい使い方と歯周病予防への貢献について解説します。

 

フロスの選び方

フロスにはいくつかの種類があり、個々のニーズに合わせて選ぶことが重要です。ワックスがついたフロスは滑りがよく使いやすい一方で、ワックスなしフロスはより細かい部分の清掃に適しています。また、歯間が狭い人にはフラットタイプのフロス、広い歯間にはテープタイプのフロスがおすすめです。

 

フロッシングの基本ステップ

・フロスの長さ

約40センチメートルのフロスを切り取り、両端をそれぞれの手の中指に巻きつけます。使用する部分は約2〜3センチメートルに保ちます。

 

・挿入

フロスをゆっくりと歯間に挿入します。強く引っ張りすぎると歯肉を傷つける原因になるので注意が必要です。

 

・掃除

フロスを歯の根元にしっかりと押し当て、C字型に曲げて歯と歯肉の間や歯周ポケットを優しくこすります。

 

・使用後

使用した部分を移動させながら、次の歯間に進みます。同じ部分を使い回すと、清掃効果が低下します。

 

フロッシングの頻度とタイミング

理想的には、毎日一回、特に夜寝る前のブラッシングの後にフロッシングを行うことが推奨されます。これにより、一日の食事で歯間に詰まった食べかすやプラークを効果的に除去できます。

 

フロッシングの注意点

歯肉を傷つけないように優しく扱うことが重要です。初めてのフロッシングで軽い出血を経験することもありますが、継続することで改善されることが多いです。フロッシングに不慣れな場合は、歯科医師や歯科衛生士に指導を求めると良いでしょう。

 

まとめ

正しいフロッシングは、歯周病予防のための重要な日常ケアの一部です。適切な技術と習慣を身につけることで、歯と歯肉の健康を守り、全体的な口腔衛生状態を向上させることができます。毎日の小さな努力が、健康な口腔へとつながります。

 

 

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