こんにちは。歯科医師の山崎です。
日々診療をしていて思うのですが、ご自身の歯を出来るだけ抜きたくないという気持ちは皆さん同じだと思います。
しかし、抜歯をしないと他の歯や歯を支えている骨などにも悪影響を及ぼすことから抜歯をしなくてはいけない事が多々あります。
2005年のデータなので、少し古いですが公益財団法人8020推進財団が行った調査結果を示しますね
抜歯の原因の第1位は歯周病で40%以上を占めています。
第2位は虫歯で30%以上です。
もちろん不慮の交通事故や等でも歯を抜かなくてはいけない事もありますが、抜歯の原因の75%は歯周病と虫歯によるものなんですね。
つまり、歯周病と虫歯に気をつけていれば抜歯のリスクはだいぶ下がると言ってもいいと思います。
次回はこの歯周病と虫歯について詳しくお話したいと思います。